投資主の皆様へ
山口 哲
日本プロロジスリート投資法人
執行役員
プロロジス・リート・マネジメント株式会社
代表取締役社長
公募増資と第22期取得資産
第13回公募増資を通じて新規資産(第22期取得資産)を取得
翌期の第22期において、第13回公募増資を通じて調達した資金を主な原資として、東京都心に近接し免震構造を有する希少な最新鋭の物流施設であるプロロジスパーク草加を新規取得しました。最良立地・最高品質のフラッグシップ物件が新たにポートフォリオに加わるとともに、一時効果調整後の1口当たり分配金と1口当たりNAVの成長を通じて投資主価値の向上を実現しました。また、LTV(有利子負債残高を総資産額で除したもの)を従来とほぼ同水準の保守的な数値に保つことにより、将来の機動的な物件取得を可能とする強固な財務基盤を引き続き維持しています。
インベストメント・ハイライト
-
取得価格
0 億円 -
NOI利回り
0 % -
稼働率
0 % -
1口当たり分配金
(一時効果調整後)0 % -
LTV (第22期取得資産取得後)
0 %
第22期取得資産
-
プロロジスパーク草加
マルチテナント
- 取得価格
- 514億円
- NOI利回り
- 3.7%
決算ハイライト
-
1口当たり分配金
(利益超過分配金を
含みます)0 円 -
時価総額
(2023年5月末日時点)0 億円 -
資産規模
(取得価格ベース)
※第22期取得資産取得後0 億円 -
プロロジス・グループ
が開発した
Aクラス
物流施設投資比率0 % -
期中平均稼働率
0 % -
平均改定賃料変動率
0 % -
期末有利子負債比率
(LTV)0 % -
格付
JCR : AA+
(安定的)R&I : AA
(安定的)
ポートフォリオ
※第22期取得資産取得後(取得価格ベース)
-
築年数別比率
-
投資対象エリア別比率
プロロジス・グループによる
スポンサー・サポート
本投資法人は、世界最大の物流不動産企業である
プロロジス・グループの
全面的なサポートを
受けて更なる成長を目指します。
スポンサー・サポートによる外部成長パイプライン
優先交渉権取得済物件
284,485m2
-
マルチテナント
プロロジスパーク
八千代1(千葉県八千代市)
2022年9月竣工161,219m2
-
マルチテナント
プロロジスパーク古河4
(茨城県古河市)
2023年5月竣工123,266m2
開発中・計画中資産
317,600m2
-
プロロジスパーク
八千代2(千葉県八千代市)
*113,000m2
-
プロロジス仙台泉3
(宮城県仙台市)
*50,000m2
-
マルチテナント
プロロジスパーク東海1
(愛知県東海市)
*154,600m2
- (注1)*印を付した図は竣工予定の建物を想定して作成した完成予想図であり、実際とは異なる場合があります。各物件写真又は完成予想図の右下の数字は延床面積(予想を含みます。)を表しています。また、パイプライン物件について、本投資法人が取得する具体的な予定があるわけではありません
第21期決算説明資料及び決算説明会動画
第21期決算の詳細は本投資法人ウェブサイトの決算説明資料及び決算説明会動画をご覧ください
オンライン決算説明会のご案内
2023年9月7日(木)18:30より株式会社SBI証券ウェブサイトにてオンライン決算説明会を開催いたします。本説明会では、資産運用会社より、本投資法人の第21期決算の概要及び今後の戦略についてご説明申し上げます。ぜひご視聴ください。
※開催日の1週間前を目途に、本投資法人の説明会のご案内が掲載されます。
ESG情報
投資主インフォメーション
IRカレンダー
投資主の状況
※2023年5月末日現在
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-
プロロジス・グループは発行済投資口数の
約15%を継続的に保有しています。
投資主メモ
決算期日 | 毎年5月31日・11月30日 |
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投資主総会 | 原則として2年に1回以上開催 |
分配金支払確定基準日 | 毎年5月31日・11月30日(分配金は支払確定基準日より3か月以内にお支払いします。) |
上場金融商品取引所 | 東京証券取引所(証券コード:3283) |
公告掲載新聞 | 日本経済新聞 |
投資主名簿等管理人 | 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 |
連絡先 |
〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号
|
平素は、日本プロロジスリート投資法人の運営に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。本投資法人の第21期(2022年12月1日~2023年5月31日)の決算について、ご報告申し上げます。
足元においては、世界的なインフレの加速や各国中央銀行の政策金利の上昇が継続するなか、我が国における日銀の金融政策や金利の動向にも注目が集まっており、マクロ経済や資本市場の動向については不透明な状況が続いております。また、日本の物流不動産市場においては、新規物件の高水準の供給が継続していることから、市場全体の空室率は上昇が見られています。一方で、電子商取引(EC)市場の更なる浸透や、物流の効率化を目的とした拠点集約・統合ニーズを原動力として、先進的物流施設への需要は引き続き堅調であり、安定稼働後の物流不動産の稼働率は高水準を維持しています。本投資法人は、当期も安定したポートフォリオ運営を実施し、期中平均稼働率97.5%の高水準を維持、平均改定賃料変動率は前期を大きく上回る+5.4%を達成しました。
また、2023年5月には第13回公募増資を実施し、翌第22期の期初である6月にプロロジスパーク草加を取得価格514億円で新規取得しました。これにより、本投資法人の現在におけるポートフォリオの資産規模は59物件、取得価格ベースで合計9,167億円となり、一時効果調整後の1口当たり分配金を1.6%向上させるなど投資主価値の向上を実現しました。
さらに、本投資法人はESGへの取組みにも注力しており、「GRESB」では最高位の「5スター」を8年連続で取得、MSCIから付与されているESG格付はAランクを維持、ポートフォリオにおいて一定のグリーンビルディング認証を取得している物件の比率は98.3%に達しています。本投資法人はESGに関わる重要課題(マテリアリティ)を特定し、それぞれに紐づくKPIを設定のうえ目標の達成を目指しておりますが、それらのうち昨年末を達成期限としていた2つのKPIについて期限までに目標を達成しました。現在では、既に新たなKPI(太陽光発電設備の導入合計発電出力75MW及びLED照明導入比率100%)を設定し、その達成に向けた活動を展開しています。
本投資法人は、今後も先進的物流施設を利用するカスタマーをはじめ、消費者及び地域社会などの様々なステークホルダーの皆様との良好な関係を維持することにより、投資主価値の最大化を実現することを目指してまいります。