第21期
決算・運用状況のご報告
(資産運用報告)

特集

Special Interview

エリア統括マネージャーとして
築地・銀座の計り知れない
ポテンシャルを
実際の宿泊につなげ
SARの収益に寄与して参ります

ポラリス・ホールディングス株式会社
運営本部 東日本第5エリア統括マネージャー

戸野 政樹

Q

戸野エリア統括マネージャーは、KOKO HOTELを運営するポラリス・ホールディングス株式会社(以下「ポラリス」)の「エリア統括マネージャー」として、スターアジア不動産投資法人保有物件の中では、「KOKO HOTEL 横浜鶴見」、「KOKO HOTEL 銀座一丁目」及び「KOKO HOTEL 築地 銀座」をご担当いただいております。
まず、「エリア統括マネージャー」とはどのような役割をされるポジションでしょうか?

A

 ポラリスは、2026年7月時点、126棟17,869室のホテルを運営(今後運営を予定している契約済のホテルを含む)しています。同一エリア内で複数のホテルを運営し、チェーンメリットを発揮することで、運営の効率化や集客の最大化を実現し、ひいてはエリアでのマーケットリーダーの位置を獲得することを目指し、「エリア統括マネージャー」というポジションを置いています。

 私は、銀座、築地、横浜の「エリア統括マネージャー」として、そのエリアの観光資源やイベント、交通インフラ、人口動態、今後の新規ホテル供給情報等、マクロからミクロまで熟知していると自負しています。担当エリアを取り巻くすべての事象の日々の変化を敏感に察知して、各ホテルの支配人と連携し、チェーンメリットを生かしたセールスマーケティング活動を実施することで、エリア内での勝ち方を決めています。
 このように、ポラリスでは各エリアに「エリア統括マネージャー」がいて、エリアの特性をホテル運営に取り込み、利益の最大化を目指しています。

Q

担当エリア内に所在するそれぞれのホテルの足許の状況についてお聞かせください。

A

 まず、KOKO HOTEL 横浜鶴見については、2025年8月より、ポラリスがオペレーターを受託後、KOKO HOTELにリブランドし、ポラリスの販売力を発揮することにより、ホテル売上は増加しました。さらに、第21期(2026年2月から7月)においては、京浜工業地帯臨海部業務関連需要の取り込み等により、ADR(注1)及びRevPAR(注2)は予算比でプラスとなりました。今後は、2027年3月より開催される国際園芸博覧会(通称:2027横浜花博)の需要を取り込みたいと考えています。

 次に、KOKO HOTEL 銀座一丁目は、宿泊客のトレンドを捉えて改装したコンセプトルームである「ヤーマンルーム」が、引き続き人気となっており、高単価で販売できています。正直、想像を超える人気に衝撃を受け、私をはじめホテルスタッフも感化され、美意識が高まりました(笑)。

 最後に、KOKO HOTEL 築地 銀座は、飲食を外部委託から内部運営に変更しました。2024年に株式交換により子会社化のうえ統合した「ホテルウィングインターナショナル」の運営会社である株式会社ミナシア(以下「ミナシア」)は、かねてより食への拘りには定評があります。飲食の内部運営化により、ミナシアとのシナジー効果を発揮し、築地という「食」の魅力を持つ立地を生かし、宿泊と飲食の双方からKOKO HOTEL 築地 銀座の商品力を高め、ホテル業績にも貢献しています。さらに、日本を代表する観光地である築地に所在することから、修学旅行等の団体客やインバウンドも取り込んでいます。

Q

築地・銀座という強い立地を、KOKO HOTEL 築地 銀座はどう収益につなげているのでしょうか。

A

 築地・銀座という立地は大きな強みですが、その魅力を実際の宿泊につなげていくことが私たちの役割だと考えています。国内外のお客様のニーズや予約動向をきめ細かく捉え、需要に応じた日々の客室単価の設定や販売チャネルの工夫を行うことで、収益の最大化を図っています。
 また、本エリアでは「築地地区まちづくり事業」が進行中です。「舟運、空飛ぶクルマやヘリポートなど陸・海・空の多様なモビリティをつなぐ広域交通結節点が形成」される予定であり、また、将来的には、KOKO HOTEL 築地 銀座至近に新駅が出来る予定です。築地・銀座の計り知れないポテンシャルに、今からワクワクしております。
 KOKO HOTELが大切にする「地域文化との共創」や「新たな発見を届ける体験価値」も意識し、単に泊まる場所ではなく、築地・銀座を楽しむ拠点として選んでいただけるホテルを目指しています。まさに、エリア統括マネージャーの腕の見せ所であり、乞うご期待!といったところです。

Q

最後に本投資法人の投資主の皆様へメッセージをお願いします。

A

 KOKO HOTELでは、各エリアにおいて、ホテルを拠点に、その街ならではの魅力を楽しんでいただくことを大切にしています。現在、スターアジア不動産投資法人に組み入れているホテルは宿泊特化型や多人数型になりますが、ポラリスとしては高付加価値型ホテルも手掛けています。さらに、2030年までには150棟20,000室の運営数を目標としています。
 こうしたポラリスの成長が、ひいてはスターアジア不動産投資法人の収益にも寄与し、投資主の皆様への還元につながるものと考えています。どうぞご期待ください。

  • 平均客室販売単価
  • 販売可能客室当たり宿泊部門売上