証券コード:3281

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第24期決算・運用状況のご報告 [ 2024年2月期 ](資産運用報告)

投資主の皆様へ

(写真左)

GLP投資法人執行役員

三浦 嘉之

(写真右)

GLPジャパン・
アドバイザーズ株式会社

代表取締役社長

川辻 佑馬

 投資主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平素よりGLP投資法人に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 この度、第24期(2024年2月期)が終了いたしましたので、運用の概況と決算内容をご報告申し上げます。

 当期の1口当たり分配金実績につきましては、GLP投資法人が推進する成長戦略の着実な実行により、2023年10月に開示した予想値を上回る2,760円となりました。

 内部成長面では、グローバルに先進的物流施設を提供するGLPグループの強力なサポートの下でのポートフォリオの適切な管理・運営の結果、当期においても保有物件の平均稼働率を99%という高水準で維持しつつ、上場来23期連続での賃料増額を達成いたしました。また、リース契約更新時のみならず、契約期間中においてもリース契約に定めたCPI連動条項に基づいて賃料上昇を実現させており、内部成長を強く推進しています。

 外部成長面では、新たに4物件の優先交渉権を取得する等、引き続きパイプライン物件を充実させています。また、過日GLP 舞洲Ⅱで発生した火災の損害賠償に関して旧テナントと合意するとともに、その解決策の一環としてGLP 加須Ⅱを取得する等、分散が効いたポートフォリオの構築を着実に進めています。物件売却については、物流不動産への投資需要が引き続き堅調である市場環境において「GLP 盛岡」を売却する等、売却益の投資主還元と成長戦略のサポートを推進しています。

 サステナビリティへの取組みにつきましては、GHG(温室効果ガス)排出量について2030年までに42%削減する目標についてSBTiの認定を受けるなど、2050年までのカーボンニュートラル実現に向けた取組みを加速しています。サステナビリティ関連目標についても順調に進捗しておりますので、引き続き積極的に取組みを進めていきます。

 今後も、GLPグループの長期にわたる物流施設運営経験を最大限に活かした、日本および世界において認められるベストインクラス(最高水準)の資産運用を通じて、投資主価値の最大化に取り組んでまいります。
 投資主の皆様におかれましては、引き続きご支援、ご鞭撻を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。


GLP投資法人の特徴

  • 物流J-REIT最大級の資産規模
  • CPI連動条項・バリューアッド投資収益等の多様な内部成長力
  • 豊富な物流施設運営・管理実績を持つGLPグループからの継続的なサポート
  • 首都圏・関西圏を中心に地方主要都市の物流好立地にも投資
  • 資産規模(注2)
    1.13 兆円
  • 保有物件数
    91 物件
  • 稼働率(注3)
    99.6 %
  • 賃料上昇率(注4)
    7.2 %
  • 信用格付(JCR)
    AA (安定的)
  • 鑑定LTV
    34.8 %
  1. 記載のない場合は全て2024年2月期末時点
  2. 鑑定評価額ベース
  3. 「稼働率」は、各月末時点稼働率の平均を四捨五入して算出する期中平均稼働率の数値です。
  4. 2024年2月期中における改定対象面積全体の賃料上昇率

地域割合