投資主の皆様には、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、ヘルスケア&メディカル投資法人並びにその資産運用会社であるヘルスケアアセットマネジメント株式会社に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、本投資法人は、2025年3月で東京証券取引所上場10周年を迎えることができました。これもひとえに投資主の皆様のご支援の賜物と心から感謝申し上げます。
この度、本投資法人は第20期(2024年8月1日~2025年1月31日)の決算を公表いたしましたので、その運用状況についてご報告申し上げます。
当期の業績は、営業収益2,522百万円、営業利益1,273百万円、経常利益1,025百万円、当期純利益1,024百万円となりました。その結果、投資口1口当たり分配金は3,183円(利益超過分配金を含む)といたしました。なお、第21期の1口当たり分配金は3,140円(利益超過分配金を含む)を計画しています。
第20期に神奈川県の高齢者施設1物件を取得した結果、期末時点のポートフォリオは54物件、取得価格合計は827億円となりました。鑑定評価額合計は932億円となり、含み益は121億円に拡大しました。賃料の減免や支払猶予もなく、稼働率は100%を維持しています。
本投資法人は、高齢社会の進展に対応するために整備・拡充が求められる高齢者向け施設・住宅及び医療関連施設等のヘルスケア施設へ継続的に投資し、長期安定的に保有することで、国民一人ひとりが安心して生き生きと生活できる社会の実現を目指しています。
不動産価格の高止まりや金利の上昇など、本投資法人を取り巻く環境は大きく変化していますが、ヘルスケア専業リートならではの目利き力を活かした、優良なヘルスケア施設への投資を通じて、トップライン収益の増強を図るとともに、コスト面の見直しも随時行いながら、安定的な分配金を目指してまいります。
投資主の皆様におかれましては、引き続きご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。