証券コード 3463

投資主の皆さまへ

ご挨拶

いちごホテルリート投資法人 執行役員

石井 絵梨子

投資主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、ここに2025年1月期(2024年8月1日~2025年1月31日)の運用状況と決算概況について、ご報告申し上げます。

当期におきましては、国内の宿泊需要が引き続き安定して推移したことに加え、2024年の年間訪日外客数は3,686万人(日本政府観光局推計値)と過去最高を更新するなど、インバウンド旅行客が大幅増となり、国内ホテルを取り巻く環境は、良好な状況が継続されました。本投資法人(以下「いちごホテル」)が保有するホテルにおいても、立地優位性や地域分散による効果が奏功し、成長する宿泊需要をしっかりと享受することができ、前年同期を上回る収益となり、いちごホテルのNOIは過去最高益となりました。

また、当期におきましても戦略的資産譲渡を実施し、2024年12月に「ヴァリエホテル広島」(譲渡価格17億円)および「ネストホテル札幌駅前」(同47億円)の2ホテルを、鑑定評価額を上回る価格で譲渡し、譲渡益24億円を獲得いたしました。獲得した譲渡益は、全額投資主様に分配いたします。さらに、譲渡した2ホテルの償還資金を活用し、2025年1月に、さらなる成長が期待できる「ザ・ワンファイブマリン福岡」(取得価格26億円)をスポンサーから取得し、ポートフォリオの分散と収益の向上を目指した取り組みを実行しております。

また、環境への取り組みとしましては、GRESBリアルエステイト評価におけるGRESBレーティング(5段階評価)では昨年より1ランクアップの「3 Star」を獲得し、GRESB開示評価では2年連続で最上位の「Aレベル」を獲得しました。さらに、RE100の取り組みにつきましても、今回新たに取得したザ・ワンファイブマリン福岡においても、トラッキング付非化石証書を購入することで、保有する全ホテルにて消費する電力の100%を発電時に二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーにて調達することを維持しております。

以上のような取り組みにより、当期の決算は、営業収益5,230百万円、営業利益3,645百万円、経常利益3,316百万円、当期純利益3,315百万円を計上し、1口当たり分配金は10,125円(2024年10月発表修正予想比+4.7%)となり、9期連続の増益を達成するとともに、過去最高益を更新し、分配金も過去最高額となりました。
また、翌期につきましても、今後のさらなる成長に向けた取り組みとして、2025年2月初めに「ネストホテル大阪心斎橋」(譲渡価格77億円)の譲渡とあわせて「ネストホテル博多駅前」(取得価格65億円)を取得する、資産入替をすでに実行しております。譲渡益2.9億円は2025年7月期の分配金として全額投資主様に分配する予定です。さらに、譲渡により償還された資金は成長投資資金として戦略的に活用してまいります。
いちごホテルは、引き続き期待される宿泊需要の成長と、いちごの「心築」技術の活用、安定性と成長性の双方に重点を置いたポートフォリオ運営を通じて、投資主価値の最大化を図ってまいります。

引き続き変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。