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決算・運用状況の
ご報告

(資産運用報告)

2023年11月1日~2024年4月30日

ご挨拶

 投資主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平素は、スターツプロシード投資法人に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

平出 和也

スターツプロシード投資法人
執行役員

スターツプロシード
投資法人 執行役員

スターツアセットマネジメント
株式会社
代表取締役

平出 和也

 投資主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平素は、スターツプロシード投資法人に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。


 このたび、本投資法人は、第37期(2024年4月期)の決算を迎えることができました。これもひとえに投資主の皆様の日頃からのご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

 さて、ここに当期における運用状況の概況と決算について、ご報告申し上げます。当期はポートフォリオの競争力向上のため、2024年3月29日に(C-94)プロシード篠崎2、(C-95)プロシード新松戸、(G-39)プロシード新安城及び(G-40)プロシード日赤通り(取得価格合計3,992百万円)を取得するとともに、2024年4月26日に(C-23)プロシード都立大学(譲渡価格915百万円)を譲渡しました。その結果、当期末現在における本投資法人の保有資産は111物件、取得価格の合計は104,880百万円となりました。また、保有資産については引き続き、賃料や礼金収受等収入の増加を図りつつ、建物維持管理コストの削減にも取組みました。こうした取組みの結果、営業収益3,756百万円、経常利益1,417百万円、当期純利益1,409百万円を計上し、投資口1口当たりの利益分配金は4,990円となり、公表済の予想分配金を上回ることができました。さらに当期より331円を加えた5,321円を1口当たり分配金(利益超過分配金を含む)とさせていただきました。

 ESGに関する取組みとしては、ESG方針に基づき、GRESBリアルエステイト評価に継続して参加するとともに、気候関連財務情報開示の重要性を認識し、TCFD提言が推奨する4つの項目(ガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標)に基づき、気候変動がもたらす事業リスクと事業機会の分析を行い、決算日後の2024年6月よりその取組みに関する情報開示を始めました。そのほか保有物件における省エネルギー及び環境性能に関する外部認証の取得を推進し、本書の日付現在において、DBJ Green Building認証について1物件、CASBEE不動産評価認証について2物件、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)について5物件の認証を取得しています。今後もESGに関する取組みは重要課題であるとの認識の下、環境や社会への配慮、企業統治の取組みを進めてまいります。

 本投資法人は、スポンサーであるスターツグループのノウハウを最大限に活用し、今後も中長期的な観点から運用資産の着実な成長と安定的な収益の確保を図り、さらなる投資主価値の向上を目指してまいります。

 投資主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

本投資法人の特色

スターツグループの総合力を活用した成長戦略

1

「住まい」の基本概念に基づく
安定重視のポートフォリオ

多様なライフスタイルに対応した賃貸住宅等への投資
賃貸住宅市場分析、入居者ニーズ分析に基づく
ポートフォリオ構築

2

スターツグループ
との協力関係

外部成長戦略・内部成長戦略でスターツグループとの広範な
協力関係を構築しています。

高い稼働率と安定した分配金

直近5期の稼働率・分配金の推移

スターツグループとの協力関係

スターツグループ各社の特徴を活かして、パイプラインサポート契約及び物件情報提供契約による協力関係を通じた資産規模の着実な成長と、プロパティマネジメント会社への一括委託及びリーシング業務の再委託を通じた運用資産の管理運営コストの削減、稼働率の向上や賃料単価の上昇等を目指します。

外部成長

  • 物件情報の提供及び
    ウェアハウジング機能
    ウェアハウジング機能とは、物件取得の際に、稼働率や収益が安定するまでの一定期間、スポンサー会社が取得・保有する機能
  • 免震構造の物件等スターツ
    グループが有する開発機能を
    有効活用した優良物件の取得

内部成長

  • 均質かつ適切な運営管理コストでの業務運営
  • 入居者に対するきめ細かな
    対応が可能な業務体制
  • 密接な連携による機動的な
    リーシング活動

グループ各社の役割

スターツコーポレーション株式会社を親会社として国内主要都市で事業を行うスターツ北海道株式会社、スターツ東北株式会社、スターツ東海株式会社、スターツ関西株式会社、スターツ九州株式会社及びスターツ沖縄株式会社を指します。

当期の数値で見る
スターツプロシード投資法人

資産規模
(取得価格ベース)

104,880百万円

取得済物件合計

111物件

5,481

(総賃貸可能戸数)

稼働率

96.3%

(期末)

96.9%

(期中平均)

1口当たり分配金

5,321%

うち利益
超過分配金
331