運用戦略
スポンサーの概要
本投資法人のスポンサーは、太陽光パネルなどの製造・販売から太陽光発電所の開発・運営までをグローバルに展開しているカナディアン・ソーラー・グループです。2001年にカナダ、オンタリオにて創業し、2006年より米国ナスダック市場に上場しております。世界24カ国の事業拠点には合計で13,500人以上の従業員がおり、2021年12月期の年間売上が約53億ドル(現在の為替ルートで換算して、約7,000億円)の規模となっています。日本には2009年に進出し、住宅用、産業用の太陽光パネルの販売を行っております。また、2012年から日本で太陽光発電の固定価格買取制度が始まったこともあり、再生可能エネルギーの黎明期から太陽光発電所の開発にも取り組んできております。




グローバルに展開するカナディアン・ソーラー・グループの拠点
2022年9月30日現在
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- モジュール及びシステム・ソリューションズ(MSS)部門
- 18 カ国
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- エネルギー部門
- 18 カ国
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- 太陽光パネルの製造工場
- 4 カ国(17カ所)
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本投資法人の特徴
垂直統合型モデルによる効率的な運用
本投資法人はカナディアン・ソーラー・グループがこれまでに培ってきた太陽光発電に関するトータルプロバイダーとしての卓越した知見を「垂直統合型モデル」としてフルに活用して運用しており、垂直統合型モデルを含む本投資法人の特徴を以下のように考えています。
製造・開発・運営の「垂直統合型モデル」を強みとするカナディアン・ソーラー・グループとの価値創造
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強固なバンクフォーメーションの確立
現在メガバンク3行、SBI新生銀行および三井住友信託銀行の5行をアレンジャー/コ・アレンジャーとする合計23の金融機関からなる強固なバンクフォーメーションを形成しており、将来の資産拡大にむけての資金調達体制が構築できていると考えております。
グローバルオファリングによる資金調達
新規上場時を含む過去3回の公募増資においてはグローバルオファリングを実施し、国内外より資金調達を行っております。海外機関投資家が投資主となることにより、グローバルスタンダードを意識した資産運用を行い、マーケットにおける投資口の流動性の向上が期待できる他、国内においても機関投資家および個人投資家層の拡大により将来の資金調達力の安定化にも寄与するものと考えております。
財務状況
財務状況
2022年12月末日時点
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- 固定金利比率(注1)
- 100.00 %
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- DSCR(注2)
- 2.29
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- LTV(注3)
- 49.91 %
(注1)「固定金利比率」とは、当該時点における有利子負債の総額に占める固定金利による有利子負債の割合をいいます。なお、金利スワップ契約により金利が固定化された変動金利による有利子負債は、固定金利比率の算出においては、固定金利による有利子負債として計算しています。また、「LTV」の算出には、消費税ブリッジローンは含みません。
(注2)「DSCR」とは、「Debt Service Coverage Ratio」の略称であり、「(営業利益+減価償却費+修繕費用積立金増額分)÷(約定弁済額+支払利息)」で算出された数値をいいます。DSCRは、既存借入金弁済及び利息支払い前のキャッシュ・フロー額が既存借入金弁済及び利息支払い額の何倍かを示す比率です。
(注3)「LTV」(Loan to Value)とは、総資産に対する有利子負債の比率をいいます。
取得済の格付
信用格付業者 | 格付対象 | 前回更新日 | 取得格付 | 見通し |
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株式会社日本格付研究所(JCR) | 長期発行体格付 | 2022年8月10日 | A | 安定的 |
第1回無担保投資法人債 (特定投資法人債間限定同順位特約付及び適格機関投資家限定) |
2022年8月10日 | A | ー | |
株式会社格付投資情報センター(R&I) | 長期発行体格付 | 2022年7月27日 | A- | 安定的 |
有利子負債の残高推移
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