Management Strategy

設立以降の成長の軌跡

スポンサーサポートの活用と資産入替を通じて、ポートフォリオのクオリティ向上と分配金の引き上げを実現
スクロール
 
設立時
物件数
  257物件
上位10物件比率
26.8%
東京圏比率
79.8%
平均築年数
19.3
分配金(注)
2,656
23年8月期・24年2月期の取得売却物件
取得物件 取得価格(百万円) 取得予定年月 対象期
Landport東雲・安田倉庫 5,750 23年3月 23年8月期
MEFULL茶屋町 3,735 23年4月
プラウドフラット菊川 2,720
プラウドフラット浅草 2,410
プラウドフラット錦糸町Ⅱ 2,030
SOMPOケア ラヴィーレレジデンス用賀 2,850 23年5月
グレイプス辻堂西海岸 1,820
SOMPOケア そんぽの家 大森西 1,462
SOMPOケア ラヴィーレレジデンス湘南辻堂 1,150
ホテルウイングインターナショナル
プレミアム京都三条
3,200 23年9月 24年2月期
譲渡物件 譲渡価格(百万円) 譲渡予定年月 対象期
野村不動産東日本橋ビル 2,260 23年3月 23年8月期
プライムアーバン代々木 6,283
プライムアーバン西新宿Ⅱ
プライムアーバン三軒茶屋Ⅲ
プライムアーバン品川西
プライムアーバン駒込
プライムアーバン葛西Ⅱ
プライムアーバン浅草
プライムアーバン行徳駅前
NMF名古屋柳橋ビル 4,410 23年4月
NMF天神南ビル 3,040 23年5月
プライムアーバン大塚 772
プライムアーバン金山 610 23年9月 24年2月期
プライムアーバン上前津 1,754
プライムアーバン千早 560
23年8月期末
290物件
21.8%
84.2%
20.9
3,402
(+28.1%)
設立以降の成長の軌跡
ピンチアウト
取得資産合計
4,454億円
売却資産合計
1,447億円

2016年2月期の分配金を6か月換算(営業日数152日間)した金額を記載しています。

マーケット環境をふまえた3つの運用戦略

1
マーケット及び運用状況を踏まえたセクターアロケーションの変更
(当面はオフィスセクター割合を低減)
2
巡航分配金の維持向上を考慮した入替を通じて、売却益相当分を4期均等分配
3
コロナ禍においても実証された野村不動産グループの総合力を発揮し、
内部成長を追求

内部環境

継続的な
スポンサーサポート
大規模・総合力ゆえの
物件入替え力
ハンズオンスタイルによる物件運用力

外部環境

物件売却好機の継続 住宅、商業、
ホテルセクターの回復
オフィスマーケットの
不透明感

1

  • マーケット及びポートフォリオ運用状況を踏まえたセクターアロケーションの変更
  • 当面はオフィスセクター割合を低減(将来的に成長が見込める物件は継続保有)
取得方針 スポンサー開発物件を中心に厳選投資 ホテルセクターのソーシングを強化
ピンチアウト
野村不動産のスポンサーサポート テナントニーズ起点で開発されたパイプライン供給力 NMF投資口の追加取得
ピンチアウト

2023年8月末時点

野村不動産ホールディングス株式会社の2024年3月期第1四半期の決算説明資料に基づいて記載しています。

2023年2月末時点

2024年2月21日までに取得完了予定

2

  • 巡航分配金の維持向上を目的に、取得を前提とした売却を継続推進
  • 売却益相当分は4期均等分配(注1)とし、含み益の還元による分配金の上積み

[ 分配金イメージ(注2)

分配金イメージ
ピンチアウト

売却実施期に発生した売却益の一部を内部留保し、翌期以降3期に渡って当該金額分の利益超過分配(各期約1/3)を行います。また、原則として4期均等分配を行いますが、売却実施期にて課税を回避しつつ内部留保できる金額には一定の限度があるため、均等分配ができない場合があります。

異なる決算期にて物件売却益が生じた際の分割分配をイメージ化したものであり、実際の売却益分割分配とは異なります。

2023年9月12日に公表済のプライムアーバン金山、プライムアーバン上前津、 プライムアーバン千早売却による売却益を(注1)の方法にて4期分割分配した金額です。

3

  • コロナ禍においても高稼働率を維持し、安定した巡航分配金を確保
稼働率推移 分配金推移
ピンチアウト
  • 当社の運用力と野村不動産グループの経験 ・ 知見を融合し、内部成長を継続追求

[ 当社に蓄積された運用力 ]

  • 野村不動産との定期的なローテーションを通じた経験豊富な人材と相互理解のあるグループ会社とのファンド運用
  • 長期に渡る多様なファンド運用実績から得られるノウハウの共有及び幅広い取得手法とソーシングルート

[ パイプライン供給力+運用を通じたブランド価値向上 ]

幅広いテナントニーズに順応してきた豊富な供給実績

オフィス

  • 野村不動産のリーシング力(PMO直営業比率 約43%)
  • 迅速なテナントニーズ把握・対応(居抜き、分割、etc)(注2)
  • 先進的ソフトサービスの提供 (WORK-LIFE PLUS)

居住用施設

  • マーケットインの高頻度なPMとのリーシング定例
  • PROUDを起点とした高品質な管理運営
  • 野村不動産グループカスタマークラブのサービス提供

業界・テナントに対して深い知見を有する専属チームによるリーシング力

物流施設

  • 800拠点以上の潜在顧客に対する定期的な営業
  • 入居テナントと毎月の定例実施による早期ニーズのくみ取り
  • テナントと共創による課題解決サービス提供(Techrum)

商業施設

  • 歴史と実績のある商業専門PM
    野村不動産コマース(旧ジオ・アカマツ)との協働
  • GEMSコンセプトを貫くこだわりの物件運営

分配金推移について内部留保取崩しは、一時的な賃料減少分及び、業績予想未達分の補填分。

2021年10月~2023年9月の期間で野村不動産及び野村不動産コマースが仲介等を利用せずにPMOシリーズ、GEMSシリーズ、Landportシリーズを契約締結した割合。

資産の取得・売却

2023年8月期
スポンサー開発物件を中心とした優良資産の取得と売却を通じ、ポートフォリオクオリティを改善
スクロール
取得
9物件 239億円

平均築年数(注1):4.0年

平均NOI利回り(注2):4.7%

スポンサー
開発物件
物流施設
Landport東雲・安田倉庫 Landport東雲・安田倉庫
商業施設
MEFULL茶屋町 MEFULL茶屋町
居住用施設
プラウドフラット菊川 プラウドフラット菊川
プラウドフラット浅草 プラウドフラット浅草
プラウドフラット錦糸町Ⅱ プラウドフラット錦糸町Ⅱ
資産入替
居住用施設(ヘルスケア施設)
SOMPOケア ラヴィーレ レジデンス用賀 SOMPOケア ラヴィーレレジデンス用賀
グレイプス辻堂西海岸 グレイプス辻堂西海岸
SOMPOケア そんぽの家 大森西 SOMPOケアそんぽの家 大森西
SOMPOケア ラヴィーレ レジデンス湘南辻堂 SOMPOケア ラヴィーレレジデンス
湘南辻堂
資産入替
スクロール
12物件 167億円
売却益47億円

平均築年数(注1):20.0年

平均NOI利回り(注3):3.8%

売却
オフィス
野村不動産東日本橋ビル 野村不動産
東日本橋ビル(50%)
NMF名古屋柳橋ビル NMF名古屋柳橋ビル
居住用施設
居住用施設 居住用施設 居住用施設 居住用施設 居住用施設 居住用施設 居住用施設 居住用施設

プライムアーバン代々木ほか7物件

オフィス
NMF天神南ビル NMF天神南ビル
居住用施設
居住用施設 プライムアーバン大塚

取得物件については取得日時点、売却物件については売却日時点における築年数を記載しています。

鑑定評価書に記載された直接還元法におけるNOIを取得予定価格で除した数値を記載しています。

2022年8月期及び2023年2月期におけるNOIの合計値を売却価格で除した数値を記載しています。

2024年2月期
外部との交換取引により、インバウンド需要も高い観光地・京都の中心部に位置する築浅ホテルを取得
取得
3,200百万円

賃料:固定+売上連動賃料

竣工日:2020年12月

NOI利回り(注1):4.7%

客室タイプ:全室2〜3名利用可

宿泊施設

ホテルウィングインターナショナルプレミアム京都三条

ホテルウィングインターナショナルプレミアム京都三条
ピンチアウト
矢印
売 却
ピンチアウト
京都府 延べ宿泊者数の推移(注3)
売 却
ピンチアウト

鑑定NOIを取得価格で除して算出しています。

23年2月期及び23年8月期におけるNOIの合計値を売却価格で除した数値を記載しています。

出典:観光庁作成「宿泊旅行統計調査」をもとに野村不動産投資顧問株式会社にて作成。

資産の運用状況

オフィス
高稼働率を維持しながら、地方においては賃料ギャップを活かして賃料増額
入退去面積・期末稼働率推移
入退去面積・期末稼働率推移
ピンチアウト
賃料ギャップ(23年8月末時点)(注1)

2.7%

(マーケット賃料 > 現行賃料)

23年8月期 23年2月期 差異
全体 2.7% 2.9% 0.2%
東京 1.1% 1.1% ±0.0%
その他 10.1% 10.9% 0.8%
テナント⼊替による賃料増減(注2)
テナント⼊替による賃料増減
ピンチアウト
増額入替のみの平均増額率18.6%
賃料改定による賃料増減(注2)
賃料改定による賃料増減
ピンチアウト
増額改定のみの平均増額率6.3%

一棟貸しである物件を除く保有物件を対象に算出しています。

グラフ下部の(  )内数値は、入替又は改定対象面積です。なお、増減率については、全対象区画の加重平均として算出しています。以降の他セクターにおいても同様です。

退去予定区画のリーシングも過半が内定と順調に推移。
地方ではテナント入替により大幅増額見込み
[ 2024年2月期 ]リーシングの進捗状況(2023年9月末時点)
ポートフォリオ全体

解約面積:1,802
入居面積:974

(内訳)契約済…
457
申込済…
516
↓
入替による賃料増減率

1.6%

(東京
+1.3%)
(その他
+1.8%)
うち、PMO

解約面積:273
入居面積:62

(内訳)契約済…
0
申込済…
62
↓
入替による賃料増減率

6.9%

[ 2024年2月期以降 ]リーシング事例
賃料改定による賃料増減
ピンチアウト
賃料改定による賃料増減
ピンチアウト
物流施設
大型テナントの解約区画において、賃料の大幅上昇とともに早期リースアップを実現
改定・更新時の賃料増額
契約満了テナントの分散状況(賃料ベース)
ピンチアウト
契約満了テナントの分散状況(賃料ベース)
契約満了テナントの分散状況(賃料ベース)
ピンチアウト
改定・更新時の賃料増額
Landport柏沼南Ⅱ

Landport岩槻:約3,580坪(2区画)

↓

当初解約要望も3年間の再契約

月額賃料増減率2.2%
相模原大野台ロジスティクスセンター

厚木南LC(A棟):約2,972

↓

10年間の再契約

月額賃料増減率1.0%
居住用施設
マーケット回復の追い風を受けて、高稼働率の確保と賃料増額を両立
稼働率推移
稼働率推移
ピンチアウト
入替時の賃料変動(%)(注)
入替時の賃料変動(%)
ピンチアウト
入替時の賃料変動(注)
入替時の賃料変動
ピンチアウト
更新時の賃料変動(注)
更新時の賃料変動
ピンチアウト

「入替時の賃料変動」「入替時の賃料増減率」「更新時の賃料変動」については、麹町ミレニアムガーデン(住宅棟)の入替え・更新実績を含んだ数値として算出しています。

需要の変化を捉えた海外留学生等の取り込みと、賃料増額のための施策を継続推進
新規紹介ルートを開拓し海外留学生等の契約が増加
新規紹介ルートを開拓し海外留学生等の契約が増加
ピンチアウト
滞在留学生数(全国)の推移と政府目標
滞在留学生数(全国)の推移と政府目標
ピンチアウト

出入国在留管理庁、「教育未来創造会議配布資料」よりNREAM作成

競争力の向上によるアップサイドの追求

[ ファミリー・コンパクトタイプ事例 ]麹町ミレニアムガーデン(住宅棟)

before
→
after
フローリング全面張替え
一部建具・サッシ枠シート張り、水栓交換

東京圏のリニューアル実績(注)

実施
対象戸数
工事金額
(戸あたり)
入替時賃料
増減率
リニューアル住戸
除く
賃料増減率
8 2,176千円 28.5% 5.8%

[ シングルタイプ事例 ]プライムアーバン豊洲

before
→
after
間仕切戸設置、フロアタイル上張り

東京圏のリニューアル実績(注)

実施
対象戸数
工事金額
(戸あたり)
入替時賃料
増減率
リニューアル住戸
除く
賃料増減率
25 194千円 5.9% 1.6%

リニューアル工事対象住戸の中から、23年8月期中に賃貸開始となった住戸のみを集計しています。

商業施設
引き続き高稼働率を維持。売上回復により売上歩合賃料も上昇継続
期末稼働率推移
期末稼働率推移
ピンチアウト
賃料収入の内訳(商業セクター全体)
賃料収入の内訳(商業セクター全体)
ピンチアウト
テナント入替による賃料増減(駅前立地型商業施設)
テナント入替による賃料増減(駅前立地型商業施設)
ピンチアウト
賃料改定による賃料増減(駅前立地型商業施設)
賃料改定による賃料増減(駅前立地型商業施設)
ピンチアウト
駅前立地型商業施設での各種施策推進によるアップサイドの追求
ユニバーサル・シティウォーク大阪の売上推移
ユニバーサル・シティウォーク大阪の売上推移
ピンチアウト
USJとのコラボレーションによる販促を通じた売歩賃料向上
ユニバーサル・シティウォーク大阪の売上推移
ピンチアウト
nORBESAの売上歩合賃料等

観覧車2022年11月から実施した値上げ効果もあり収入回復

ユニバーサル・シティウォーク大阪の売上推移
ピンチアウト

屋上ビアガーデン地元団体需要の増加、観覧車とのコラボ企画実施

ユニバーサル・シティウォーク大阪の売上推移
ピンチアウト

観覧車収入は2018年9月~2019年8月までの数値を2019年として掲載しており、以降も同じ期間で区分けをしています。ビアガーデンは夏季限定の実施のため、本グラフでは各年6月~8月の数値を記載しています。

中座くいだおれビルのリニューアル検討再開(注)
中座くいだおれビルのリニューアル検討再開
ピンチアウト

掲載内容はいずれも本資料作成時点における予定であり、今後変更となる場合があります。

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