17決算・運用状況のご報告(資産運用報告)

HCMの特徴と成長戦略

HCM 3つの特徴

1

成長が見込まれる
ヘルスケア市場への
投資

  • 高齢化の更なる進展による需要の拡大
  • 政策に裏打ちされたヘルスケア施設の
    整備・拡充

2021年3月
住生活基本計画(全国計画)

高齢者人口に対する高齢者向け住宅の割合(充足率)を2030年に4%まで引き上げる成果方針が掲げられました。

 高齢者人口に対する高齢者向け住宅の充足率
  • 「定員数」は充足率についての成果指標に基づき試算した数値です。
2

スポンサーによる
強力なサポート

  • 主要スポンサーの3社が有する
    「介護・医療」「ファンド運営」「金融」
    に関わる高度な専門性の活用
  • 多様なネットワークやウェアハウジング
    機能を活用した物件取得機会の確保
介護・医療
  • 介護・医療に関する専門的なノウハウの提供
  • ヘルスケア施設に関わる事業分析・アドバイス
ファンド
運営
  • 投資資産の調査・評価に関するアドバイス
  • ウェアハウジング機能の提供
金 融
  • ファイナンスに関するアドバイス
  • ヘルスケア施設の流動化ニーズ等を有する顧客の紹介
3

長期安定的な
キャッシュフロー

  • 優良なオペレーターとの賃料固定・
    長期の賃貸借契約
  • ヘルスケア分野の知見を活かした
    きめ細かなポートフォリオ管理

本投資法人は、事業デュー・デリジェンスに基づき目利きした優良なオペレーターが運営する施設を取得し、取得後もオペレーターとの良好な関係構築・維持に努め、定期的なコミュニケーションとモニタリングを通じたきめ細かなポートフォリオ管理により、安定的なキャッシュフローの創出を目指します。オペレーターと締結している賃貸借契約は全て固定賃料、平均残存期間は12.0年(注)で、長期安定的な収益を確保しています。

  • 基準日を2023年7月31日とし、取得価格との加重平均により算出し、小数第1位未満を切り捨てしています。
 ヘルスケア施設及びオペレーターの事業評価

外部成長戦略

外部成長のロードマップ

  • 上場後3回の公募増資等を経て、資産規模は792億円に拡大。中期目標の1,000億円が視野

画像は拡大できます

  • 本目標は将来における事象又は市場環境等により達成できないことがあります。

パイプライン事例

本投資法人は2023年9月末現在で総額300億円以上のパイプライン(注)を有しています。これからも強力なスポンサーサポートを活用してパイプラインの拡充に努め、ポートフォリオの持続的な成長を目指します。

良質な案件・情報が集まる仕組み

  • 高齢者向け施設・住宅
    (開設済)
  • 高齢者向け施設・住宅
    (開発)
  • 医療関連施設等

総額約300億円の
パイプライン(注)

パイプライン事例

  • 有料老人ホーム(開発)

    PDハウス東大阪(大阪府東大阪市 48室)

    デベロッパーの開発出口を捉え、スポンサー以外のウェアハウジング機能を活用。パーキンソン病患者に特化した有料老人ホーム。

  • 有料老人ホーム(開設済)

    サニーライフ船橋(千葉県船橋市 185室)

    有料老人ホームのオーナーチェンジ。大手不動産会社の資産の入替えの希少な機会を捉え、スポンサーのウェアハウジング機能を活用。

  • 本投資法人は、上記物件の取得について優先交渉権を有していますが、本投資法人が取得を決定しているものではなく、また今後取得することを保証するものでもありません。

財務戦略

  • 本投資法人は、主要スポンサーである三井住友銀行を中心としたバンクフォーメーションを構築します。
  • 借入期間の長期化、金利固定化及び返済期限の分散により、財務の安定化を図ります。
  • LTV水準は、安定した資金調達力を背景に、当面50%前後を目途に運営します。

財務ハイライト
(2023年7月31日現在)

有利子負債総額

391.5 億円

平均残存年数

2.8

固定金利比率

94.9 %

LTV(総資産ベース)

48.5 %

平均金利

0.70 %

返済期限の分散状況
(2023年7月31日現在)

LTVと有利子負債総額の推移
(2023年7月31日現在)

借入先の分散状況
(2023年7月31日現在)

格付情報
(2023年7月31日現在)

格付機関 対象及び格付 見通し
株式会社
日本格付研究所
(JCR)
長期発行体格付:A+ 安定的
株式会社
日本格付研究所
(JCR)
債券格付:A+