17決算・運用状況のご報告(資産運用報告)

トップメッセージ

ヘルスケア&メディカル投資法人
執行役員

藤瀨 裕司

ヘルスケアアセットマネジメント株式会社
代表取締役社長

吉岡 靖二

 投資主の皆様には、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平素は、ヘルスケア&メディカル投資法人に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 この度、本投資法人は、第17期(2023年2月1日~2023年7月31日)の決算を迎えることができましたので、ここに、その運用状況についてご報告申し上げます。

 当期の業績は、営業収益2,438百万円、営業利益1,268百万円、経常利益1,068百万円、当期純利益1,068百万円となりました。その結果、投資口1口当たり分配金は2023年3月17日に公表した予想を上回る3,282円(利益超過分配金を含む)となりました。また1口当たりNAVは132,912円となり、5期連続で上昇しました。第18期は1口当たり分配金を3,235円(利益超過分配金を含む)と計画しています。
 第17期末時点のポートフォリオは48物件、取得価格ベース792億円です。鑑定評価額の合計は887億円に上昇し、含み益は103億円に拡大しました。また、賃料の減免や支払猶予もなく、稼働率は100%を維持しています。

 本投資法人は上場来、高齢社会の進展に伴い、更なる需要拡大の見込まれる高齢者向け施設・住宅及び医療関連施設等のヘルスケア施設へ継続的に投資し、長期安定的に保有することで、国民一人ひとりが安心して生き生きと生活できる社会の実現を目指しています。

 新型コロナウイルス感染症が5類に移行したとはいえ、感染拡大には引き続き注意が必要です。また、不動産価格の高止まりや長期金利の上昇などにより、本投資法人を取り巻く収益環境は大きく変化しつつあります。本投資法人としては、これからもヘルスケア専業リートならではの目利き力を活かした、優良なヘルスケア施設への投資を通じて、トップライン収益の増強を図るとともに、必要に応じてコスト面の見直しも行いながら、安定的な分配金を目指してまいります。

 投資主の皆様におかれましては、引き続きご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

1口当たり分配金の推移

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1口当たり分配金の推移