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決算・運用状況のご報告
(資産運用報告)

トピックス

特別対談

関口亮太 神農千輝

関口亮太

取締役(財務企画部・経理部・総務部管掌)
財務企画部長 兼 経理部長 兼 総務部長

神農千輝

運用管理部長

業務内容について

お二人の担当業務をお聞かせください。

関口 私は財務企画部・経理部・総務部の各部長を兼務していますが、今回は財務企画部の業務について触れさせていただきます。財務企画部では日本ロジの経営戦略の企画・立案や、資金調達、IR・広報、ESGに関する業務を行っています。

神農 私が2023年2月から管掌しています運用管理部は日本ロジが保有する物流施設の収益力や資産価値の維持・向上を図るため、テナントリーシングや改修・修繕工事対応等の管理・運用に関する業務を行っています。

日本ロジの取組みについて

日本ロジが目指す「1口当たり分配金とNAVの安定と成長」に向けて、どのような視点をもってそれぞれの業務に取り組んでいますか。また、取組み実績をお聞かせください。

関口亮太

関口 日本ロジの投資や運用を支える資金調達の分野においては、安定的な財務基盤の構築・維持に努めています。J-REITは投資家・借入先からの投融資で不動産を取得しているため、財務企画部で行う資金調達は不動産運用の継続、資産規模の拡大において重要な役割であると考えています。投資家・借入先に対してIRを実施し丁寧なコミュニケーションで信頼を得るとともに、情報の格差を解消して会社の資金調達に伴う費用の低減を図ること、そして効果的な資金調達を実行することが財務企画部の主な役割です。また、投資家・借入先の期待と市場動向・自社の立ち位置を把握し、事業戦略の見直し・改善を行う役割もあると考えています。これらの活動を通じて日本ロジの中長期的な企業価値の向上に取り組んでいます。
直近の取組み実績としては、金融機関との良好な関係を構築し、有利子負債の返済(償還)期限の分散や調達期間の長期化、金利固定化を図る借入等、足元で注目されている金利変化への耐性を確保しています。

神農 運用管理部では日本ロジの収益の安定と成長を意識した運用を行っています。
日本ロジの主な収益源である賃料収入確保のためには高稼働の維持が必要であり、再契約率の向上やテナント入替えが発生した場合の空室期間の短期化を図っています。また、周辺の賃貸市場やテナントの動向等について、入念な事前調査、分析を行うことで、収益の成長機会も捉えています。
足元、堅調なeコマース需要を背景に物流施設の賃貸市場では旺盛な需要があり市場の空室率も低位で推移しております。
このような中、日本ロジの保有物件の稼働率は100%を維持するとともに、戦略的な交渉で力強い内部成長が実現できています。

神農千輝

投資家の皆様へのメッセージ

最後に、投資家の皆様に向けたメッセージをお願いします。

関口 日本ロジを取り巻く環境は変化しており、変化への耐性確保の重要性は日増しに高まっていると考えています。金利上昇への耐性を意識した負債構成や資金手法の検討、有事の際にもスムーズに資金調達が可能となるような信用力の維持を意識して引き続き安定的な財務基盤の構築を目指します。

神農 日本ロジは運用実績が17年を超える、最も歴史が長い物流REITですが、長年培われた運用ノウハウを結集した結果、最近ではOBRによる収益力・資産価値の向上や継続的な賃料増額の成功等、より一層目に見える形で成果が出てきており、手ごたえを感じています。今後も豊富な運用ノウハウを活かしつつ、それらを更に発展させることで、1口当たり分配金とNAVの安定と成長に貢献していきたいと考えています。